「今の決算が終わってからにした方が区切りがいいから」「今ちょっと忙しいから」などいろいろな理由で、顧問税理士に対して抱えている問題を先送りにしておられる経営者様がたくさんいらっしゃいます。
たしかに、上記理由はある意味合理的です。
しかし、そうやって次の一歩を踏み出さない間にも、あなた様が思い描いている方向と違う方へ、会社は動いて行っているのです。
今の税理士に不満があるのであれば、少なくとも別の税理士と相談して、お話だけでも聞いてみることをお勧めします。

会計事務所の出す資料の精度・速さ・わかりやすさと付き合いやすさを総評して、お客様が料金相応か不相応かを判断なさるのだと思います。当事務所では、お客様に応じて、どのようなサービスを提供するか試行錯誤して、ご提案しております。
料金を計算する基礎として、当事務所では「所要時間」＋「知識レベル」＋「報告回数」という考え方をとっています。
「所要時間」は、試算表や決算書を作成するために要する時間です。帳簿の作成をご依頼頂きますと、この部分の金額が上乗せになります。
「知識レベル」は、作成するために必要な専門的知識のレベルです。一般的に会社規模が大きくなると専門性が高まりますので、料金が上がります。
「報告回数」は、文字通り報告にお伺いする回数です。少なくするほど資料をまとめ上げる必要がなくなりますので、報告に関する所要時間が減り、料金を下げることができます。

一昔前までの会計事務所は、税金の計算を行い、帳簿を作ることだけが仕事でした。現在では、パソコンやプリンタ、会計ソフトが進化・普及して複式簿記の知識がなくても帳簿が作成できるようになっているので、税金計算・帳簿作成の業務だけを行っている会計事務所はいずれ淘汰されていくと考えています。
当事務所では、締日以後１カ月以内の試算表・前期比較表・予実対比表の提示を業務標準とし、お客様に応じて月別の売上比較グラフや資金繰り表をお出しし、報告訪問においては上記資料についてのご説明のほか、予実対比において過去・現在・未来を加味した損益予測を実施しております。

そのほかにも、
　・　質問すると「そんなことも知らないの？」という対応をされる。
　・　試算表が出てくるのが遅く、何の説明もない。
　・　資金繰り表、キャッシュフロー計算書を依頼しても断られる。
　・　納期限の数日前まで納税額がわからない。
　・　とにかく何を依頼しても対応が遅い。
　・　インターネットやパソコンなど、電子機器に弱い。
上記の項目にひとつでも当てはまるような会計事務所であれば、別の税理士と相談して話を聞いてみて、相性のいい税理士を探すことをお勧めします。